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焼酎と酒器2

焼酎を飲む時に、焼酎を入れる酒器にもこだわってみてはいかがでしょうか。
酒器は、焼酎を飲む時に直接手が触れるものです。
自分のお気に入りの酒器で飲む焼酎は、また格別だと思います。
焼酎に合う酒器をご紹介します。

「カラカラ」は、燗をした焼酎を入れる陶磁器のビンで、鹿児島県や沖縄県など南部を中心に使われています。
どっしりと安定しているフラスコ型のガラを男性的と例えると、カラカラは美しい曲線を持ったまんじゅう型で女性的な酒器と言えるでしょう。
カラカラは、お酒の飲み回しをする時に使われる手軽で使いやすい酒器です。
きゅうすのような形をしているので、杯に注ぐ時もとても安定します。
カラカラという名前は、ビンが空になったものを振るとカラカラと音がする事から来ているという説があります。
お酒を飲み回している時に相手に空のビンを渡すと失礼なので、陶片をカラカラの中に入れておき振ってみた音でお酒があるかどうかわかるようにしていたそうです。
また、沖縄県では「借りる」の方言を「カラ」といいます。
飲み回しの時に「カラカラ(借りよう、借りよう)」と言っていた事からカラカラと呼ばれるようになったと言う説もあります。

「ソラキュウ」は、チョクの中でも最高傑作だと言われている酒器です。
飲んべえの人たちが豪快に飲むために、遊び感覚のあるさかずきとしてソラキュウは誕生しました。
コマのように底がとがっており、テーブルに置いてしまうと転がってしまう不安定な形をしています。
ソラキュウに注がれた焼酎は置く事ができないので、必ず飲み干さなければなりません。
ソラキュウとは、「そらっ」と差し出された焼酎を「キュッ」と飲み干した事からその名がつけられたと言われています。
先がとがっている上に、底に穴が開いたタイプのソラキュウもあります。
この場合は、注がれた焼酎が穴からもれないように指で穴をふさいで飲みます。

「薩摩切子」は、薩摩独自の有名な酒器です。
「切子」とは、ガラスにカットして模様を刻む事です。
ヨーロッパから日本に取り入れられ、薩摩で発展してきました。
手のひらに収まるくらいの小さな酒器で、代表的な色は赤色です。
薩摩切子の特徴は、色のグラデーションの美しさです。
これを「ぼかし」といいます。
クリスタルガラスの鮮やかな色ときめ細かいカットの光加減が美しいので、注がれた焼酎を目で楽しむ事ができる酒器です。

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