チョコレートのテイスティング
チョコレートにもテイスティングの方法があります。まずテイスティングをする前に行うことです。
チョコレートの種類を複数試す場合は、1種類テイスティングするごとに、口の中をニュートラル状態にします。ミネラルウォーターや味付けしていないパン、薄めのローズヒップティーなどで、口直しをします。また、テイスティングを行う前は、タバコを吸ったり、香辛料の効いている料理を食べたりしないようにしましょう。
テイスティングは、カカオ分の最も少ないものから始めます。一番初めは、ホワイトチョコレートで、ミルクチョコレート、ダークチョコレートへと進めます。
チョコレート本来の味わいを楽しむために、室温のチョコレートでテイスティングを行います。また、神経を五感に集中させるために、リラックスした環境で行いましょう。
それでは、テイスティングの具体的な方法を説明します。
「見る」・・・チョコレートの見た目の第一印象は、とても大切です。色やつや、キメなどを含めて、全体的によく見てみましょう。色ムラがなく、キメが整っており、つややかな輝きを放っているものは、品質の高いチョコレートです。
「触る」・・・表面を触って、なめらかであるか、ざらついているかを確かめます。
「聞く」・・・耳をチョコレートに近づけて、割ります。割った瞬間の音に集中して、パッチンという鋭い音がするか確かめます。品質の高いチョコレートで、中にフィリングの入っていないものは、乾いたようなはっきりとした音がします。割れた部分の表面は滑らかで、かけらも落ちません。
「香る」・・・深く吸い込んで、チョコレートの香りを確かめます。また、口の中でチョコレートを溶かしながら、息を吐いて、その時の香りを感じてみても良いです。
「味わう」・・・口の中で、ひとかけらをゆっくりと溶かします。舌の上に広がる風味に集中してください。



